〈1999・11・13  西武鉄道-雪印

《東伏見アイスアリーナ》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

西武

1

3

1

5

SHOOT

9

13

12

34

雪印

1

0

1

2

SHOOT

12

9

13

34
 GK  西武  70芋生      雪印  1 間野      <得点経過> 1P. 1:08 西武  19上野(アシスト 40藤田 77ブライト) 1P. 7:33 雪印  39相馬(アシスト 8本多 9ミワ)        2P. 3:36 西武 40藤田(アシスト 72小堀(朋))     <パワープレーゴール> 2P. 5:16 西武 28大川(アシスト 22小林 47樺山)        2P. 5:31 西武 40藤田(アシスト 77ブライト 20ラトゥシュ二―) 3P. 8:34 雪印 22キャラー(アシスト 33ヘンダーソン) <パワープレーゴール>   3P. 19:43 西武 20ラトゥシュ二―(ノーアシスト)  <エンプティーネット> ゲームベストプレイヤー 西武 藤田                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             ショツオンゴールは同数。点差以上に、内容は競った試合だった。
             第1ピリオド1:08、西武があっけなく先制。開始早々の得点に
            ワンサイドゲームになる予感もあったが、2:00前後には雪印がい
            い形をつくって攻めこんだ。3:52にはシュート、だが西武のGK
            芋生が弾く。雪印のゴール前での連携プレーは鮮やかだ。
             西武は中途半端なクリアが目立ち、簡単に雪印のFWにブルーラ
            インの突破を許すシーンが何度も見られた。7:33、芋生の左手のグ
            ローブの下をパックがすり抜け、雪印は同点に負いついた。12:38
            には雪印のミワが一人で持ちこむが、芋生が押さえる。
             この試合の勝敗を分けたのは第2ピリオドだったといえるだろう。
            西武ならではの激しい攻撃が見られた。3:36、西武のパワープレ
            ーで、藤田が長いシュートをゴールネットの真ん中に叩きこんだ。
            2分経たないうちに、小林のシュートのリバウンドを大川が決め、
            更に15秒後、ブライトとの素晴らしい連携で藤田が目の覚めるよう
            なスラップショットを決めた。この二人の連携は、日本リーグのト
            ップレベルのプレーであろう。藤田の、怪我からの復活を宣言する
                        ようなゴールだった。
             さすが西武と思わせるような迫力ある攻撃は見ごたえがあったが、
                        18:34、もみ合いから両チームがゲームミスコンダクトの反則をも
            らい、試合を止めてしまったのは惜しまれる。
             第3ピリオド、雪印は7:00からのパワープレーで、ヘンダ―ソ
            ンのシュートのリバウンドを叩いたキャラ―がゴール。4-2の2
            点差に追いつく。
             試合終了直前、雪印はGKを上げて6人攻撃をかける。しかし、
            試合を通していい守りを見せていた西武のDFラトゥシュ二―が、
            無人のゴールにパックを叩きこみ、最終スコアを5-2として試合
            を終えた。
             雪印の健闘も印象に残ったが、藤田に代表される西武の力強い攻
            撃が制した試合だった。
            
           
             
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