〈2005・11・23  アジアリーグアイスホッケー 

《サントリー東伏見アイスアリーナ》 〉



王子製紙4―コクド1

                       
「                       激しい試合となった19日の同カードに較べ、この日は特にコクド
            に元気が無かった。ペナルティ終了直後の今が、ブレイクアウェイ
            で決めたゴールは鮮やかだったが…

                        ★コクドFW・小原大輔
             怪我人続出のコクドで数少ない明るい材料が、小原が戻ってきた
            ことである。パーピックを欠く今、センターとしての役割は重要さ
            を増している。
            「いいセット(鈴木、佐藤との第2セット)で使ってもらえてるん
            で、期待に応えられるように一生懸命やってるだけなんですけど、
            今日はちょっと結果出せなくて残念です」
             初めてのキルプレーも経験した。
            「出てるときも『あー、これでいいのかな』っていう…で、一回目
            のキルプレーで入れられちゃったりしたんで、まあそこらへんがや
            っぱり経験不足です」
             ―ちょっと今日はコクドらしくない試合でしたね
            「そうですね、ちょっと昨日の練習もあんまり気合い入ってないっ
            ていうか、コーチとか監督にも言われてたんで…修正出来ないまま
            試合で出ちゃったかなっていう感じです」
            「やってもやってもなんか…怪我人出て勝てなくて、セット変えて
            も勝てなくてっていう悪い方向になってるんで」
             土曜日は、クレインズとの対戦になる。  
            「次は、コクドらしいホッケーするしかないと思うんで…それで勝
            つのが、やっぱり一番チームの士気も上がると思うし」
            「ペナルティもやっぱり、結構響いてくるんでね。パワープレーで
            取られてるのも原因なんで、そこらへんだと思います」
             期待は大きいが、小原はそれに応えられるはずである。
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