〈2005・11・19 アジアリーグアイスホッケー
《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉
13:00〜 日光神戸アイスバックス4―日本製紙クレインズ2
アイスバックスが見事な試合運びで、クレインズに完勝。
★クレインズGK・二瓶次郎
「とても残念だけど、こういうことも時にはある」
「バックスはトップレベルのプレーをしたね。懸命に動いて、互角
の試合をして、そして勝った」
自身のプレーについてどう思うか聞くと、次郎は言った。「いい
質問だね、僕も自分自身の試合について考えていたんだ」
「僕にとってベストの試合だったとは言えない」
「でも同時に、シーズンの中の一試合だとも感じる。挑戦しても上
手くいかないことはあるよね」
「もしかしたら、最初の失点は防ぐべきものだったのかもしれない
とも思うけど…でもやはりシーズンの中のひとつのゲームに過ぎな
いんだ」
―明日はどのように戦いますか
「きっと大変な試合になるだろう、コクドはいつも手ごわい敵だか
らね。僕たちは今日の試合から立ち直り、挽回する必要がある。ス
マートに、もっと激しく、情熱を持ち、集中してプレーしなくては
いけない」
16:50〜 コクド1―王子製紙1
当たりの激しい試合。見応えのある攻防は引き分けに終わった。
★コクドFW・内山朋彦
試合の最初から少しプレーが乱暴に見えた。開始7秒でペナルテ
ィを犯し、更に第2ピリオド、二つ目のシフトで、王子ゴール前で
倒れた上に他の選手に乗られてしまう。動けない内山は、肩を担が
れてベンチに下がり、更に5分48秒、退場。
やはりこの日負傷した、第1セットのラインメート・パーピック
と共に病院に行き、足の甲の骨折と診断された。
「(全治)一ヶ月ぐらい…四週間です」
その後、リハビリも必要になる。
「(今も)痛いです、はい」
調子は上がっているように見えていただけに、なんとも惜しい。
この日コクドは、第1セットのFWを一気に二人欠くことになって
しまった。
しかし、今は怪我を治すことが何より大事だ。最後に内山は言っ
た。
「早く治します」
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