〈2003・3・18 プレーオフファイナル第一戦
西武鉄道-コクド
《サントリー東伏見アイスアリーナ》〉
コクド4―西武鉄道2(コクド一勝)
★コクドGK・二瓶次郎
好守で、貴重なファイナルでの一勝に貢献。
―キルプレーでのプレーは素晴らしかったですね
「今日はとても良かったと思う。集中力を保つように、シュートコ
ースを絶つように心がけた」
―ご自身もチームもいい状態ですね
「どの試合もとても苦しくて大変だけど…これはプレーオフだから、
どのゲームも100%、全力を尽くすだけだね。それがプレーオフとい
うものなんだから」
★コクドFW・内山朋彦
プレーオフでの活躍は、彼を待つメディアの姿からも伺われる。
試合後、いくつかの取材を受けた内山は、「人気者ですね」と声を
かけると「いえいえ」と笑った。
―今日も決勝点で、プレーオフに入ってから活躍ですね
「はい、何か知らないっすけどたまたま入ってますね」
―シュート入ると思いました?
「シュート打とうと思って打っただけで、狙ってはいないです」
―(シルバーラウンドの)対王子戦第一戦のショートハンドゴール
も、すごかったですね
「ああ、はい、あれはいいとこにパックが来て」
ショートハンドゴールはおそらく初めてだという。
「みんな調子いい」と言う内山だが、「負ける気がしないと思い
ますけど」と問うと、きっぱりと否定した。
「いえ、それはないですね」
―今日もそんなに楽に勝った感じではない?
「そうですね、全部タフな試合なんで、気持ちだけは…はい」
次郎も内山も、そしてコクドのどの選手も、感じていることは同
じなのだろう。「苦しいけど、これがプレーオフなんだ」
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