〈2002・2・24  コクド-王子製紙

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》〉 

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

1

1

0

1

3

SHOOT

16

9

12

1

38

王子

1

0

1

0

2

SHOOT

6

6

6

0

18
    GKコクド 44福藤      王子  66岩田(秀)      <得点経過> 1P. 2:42 王子 6川島(アシスト 29バウチン 9岩田(康)) 〈パワープレーゴール〉  1P. 18:26 コクド 18鈴木(アシスト 34坂田) 〈パワープレーゴール〉 2P. 10:48 コクド 12内山(アシスト 3山口 16坂井) 3P. 10:41 王子 6川島(アシスト 9岩田(康) 24桜井) OT. 3:37 コクド 41二瓶(アシスト 75ユール 30八幡) 3スターズ    《1st 41 二瓶(コクド)    2nd 12 内山(コクド)     3rd 6 川島(王子)》                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
              
             試合開始から1分経たないうちに犯したペナルティにより、王子
            に先制点となるパワープレーゴールを与えてしまったコクド。DF
            川島の長いシュートが決まる。前日の完敗の再現か、とも危惧され
            るような立ち上がりを、第1ピリオド終了直前の同点ゴールが救っ
            た。王子の先制点につながるペナルティを犯したFW鈴木が、今度
            は自らパワープレーゴールを決める。
             コクド・福藤、王子・岩田の両GKは共に好守を見せる。第2ピ
            リオドにはコクドのFW内山が2点目のゴール。コクドは逆転に成
            功するが、第3ピリオド、再び王子の川島がゴール横からきれいに
            シュートを決め、2-2のまま延長戦に入る。
             延長戦を締めくくるゴールを決めたのは、それまで沈黙していた
            コクドの第2セットだった。各セットが点を取る理想的な展開で、
            コクドは前日の完封の屈辱を晴らした。
                   

            ★ 内山朋彦
             第2ピリオド10:48、ゴール前にパックを持ち込んだ内山は、動
            きながらコクド2点目となるゴールを決めた。第1ピリオドにも体
            ごとゴールへ飛びこむ場面があり、常にゴール前を意識した結果で
            あろう。
            ―今日のゴールはとてもきれいなゴールでしたね
            「ああ、そうっすね。たまたま」
            ―試合の最初からよくゴール前に入っていましたが、得点出来る自
            信、ありましたか
           「今日はなんか、入れた…たまたまです」
            ―レギュラーシーズン、あと少しですが、プレーオフ圏内はいい感
            じでいけそうですね
           「まあ、今日かなりいい感じで勝ったんで、はい。勝ち続ければ」
             オリンピックでは、「逆に僕が出来ない感じだから憧れます」と、
            フィンランド・スウェーデンといったヨーロッパ勢に魅力を感じる
            というが、「でもやっぱりカナダとかも好きです」。この試合も、
            トリノ五輪への遠い道程のなかのひとつでもあるのだ。
            
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