〈2001・12・16 コクド-王子製紙

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》〉 

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

0

1

2

3

SHOOT

9

11

4

24

王子

0

0

1

1

SHOOT

11

17

14

42
        GK コクド    44福藤     王子     66岩田      <得点経過> 2P. 5:56 コクド  34坂田(アシスト 75ユール 39三浦) 〈パワープレーゴール〉 3P. 0:32 王子 3杉澤(アシスト 31松浦 12城野) 3P. 1:06 コクド 75ユール(アシスト 30八幡 7中島谷) 3P. 18:49 コクド 16坂井(アシスト 34坂田 71桑原) 〈エンプティネットゴール〉 3スターズ 《1st 44 福藤(コクド)  2nd 75 ユール(コクド) 3rd 66岩田(王子)》                                                        
             コクドの福藤と王子の岩田、両GKの好守が光る、緊迫した好ゲ
            ームとなった。
             GKを中心とした守り合いで、第1ピリオドまで膠着状態だった
            試合が動いたのは、第2ピリオドの序盤だった。王子ゴール前での
            DF川口の粘りから得たコクドのパワープレーで、FW坂田が、角
            度のないところからの強いシュートをきれいに決めた。
             動きが冴える王子のGK岩田からようやく先制点を奪ったコクド
            だが、第2ピリオド15:16、痛恨のメンバーオーバーのペナルティ
            を犯してしまう。ここからのキルプレーは、コクドにとって苦しい
            ものとなった。しかし、前日ホーム初勝利を挙げているGK福藤が、
            再三の好セーブでチームの危機を救う。
             しかし、第3ピリオド開始早々、福藤は王子のベテランFW杉澤
            のゴール前の美技の洗礼を受ける。しかし、杉澤の同点弾から1分
            経たないうちに、本来の動きを取り戻したFWユールが、コクドに
            とって再び勝ち越し点となるゴール。その後、福藤も落ち着きのあ
            る守りを見せ、コクドは試合終了直前のエンプティネットゴールで、
            勝利を確実なものにした。
             「1点を争う厳しい試合だったので…。自分なりに、1点におさ
            えられたので、良かったと思います」と試合後に語った福藤のプレ
            ーには、確実に落ち着きが備わってきた。その落ち着きは、コクド
            の、そして日本の守護神として絶対の信頼を寄せられている先輩G
            K、岩崎にも通じるものだ。苦しむコクドのゴールマウスを、体を
            張って守りつづける岩崎を見ながら、ルーキーGKも成長し続けて
            いる。
            
            ★ 内山朋彦
             得点には絡まなかったが、攻守両面で無駄のないプレーを見せた。
            八幡、ユールとのセットの連携もいい。王子のFW川平によくつい
            て守るシーンもあり、「守り頑張りました」。
             「今結構いい感じじゃないですか、チームも」「僕も結構動きは
            いいと思います」チームも内山も、調子を上げている。
            
           
            
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