〈2001・12・15 コクド-日本製紙クレインズ
《新横浜プリンスホテルスケートセンター》〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
コクド |
3 |
1 |
1 | |
5 |
SHOOT |
9 |
10 |
9 | |
28 |
クレインズ |
1 |
1 |
2 | |
4 |
SHOOT |
14 |
15 |
10 | |
29 |
GK コクド 44福藤
クレインズ 33ドプソン
<得点経過>
1P. 0:23 クレインズ 32竹内(アシスト 20ミタニ 18伊藤(雅))
1P. 1:47 コクド 11川口(アシスト 71桑原 34坂田)
〈パワープレーゴール〉
1P. 4:18 コクド 16坂井(アシスト 13佐々木(圭))
1P. 10:47 コクド 75ユール(アシスト 71桑原 7中島谷)
2P. 1:55 コクド 16坂井(アシスト 75ユール)
2P. 11:22 クレインズ 20ミタニ(アシスト 32竹内 18伊藤(雅))
3P. 4:10 コクド 18鈴木(ノーアシスト)
〈パワープレーゴール〉
3P. 5:26 クレインズ 10山野(アシスト 21佐曽谷 14佐藤(匡))
3P. 14:14 クレインズ 7ディック(アシスト 2岸部 20ミタニ))
〈パワープレーゴール〉
3スターズ
《1st 16 坂井(コクド)
2nd 75 ユール(コクド)
3rd 20ミタニ(クレインズ)》
若い守護神・福藤で、ホームリンクでの対クレインズ戦に臨んだ
コクド。この時点で、勝ち点26(西武と並んでリーグトップ)のク
レインズに大きく水をあけられているコクド(勝ち点14)は、試合
開始から30秒経たないうちに先制点を許す。しかし、コクドはその
嫌なムードを、最初のパワープレーのチャンスを生かすことで完全
に断ち切った。距離のあるところからDF川口がスラップショット
を決め、ガッツポーズ。そして4:18には、ベテラン坂井も遠くから
決めて逆転に成功。更に、ピリオドの半ば過ぎには、復調著しい昨
季MVP・ユールが、ペナルティあけの桑原がつくったチャンスか
ら3点目のゴール。2点リードで第1ピリオドを終える。
「この前の試合、王子戦(12/9・苫小牧)で初の白星挙げてたん
で、今日は落ち着いて出来たと思います」と試合後に語った福藤の
プレーからは、ルーキーGKが得た自信がはっきりと感じられた。
第2ピリオドに1点、第3ピリオドに2点と追い上げるクレインズ
の攻撃にあうが、「集中力は続きました」。坂井・鈴木のゴールに
も助けられ、1点差でホーム初の勝ち星を得た福藤は、試合終了の
瞬間、長身の体いっぱいに喜びを溢れさせて大きなガッツポーズを
した。
今季は苦しい戦いを強いられているコクドだが、そのなかで密か
に、しかし確実に育っているものがある。ルーキーGKの華やかな
ガッツポーズは、その象徴に見えた。
★ 内山朋彦
内山自身も「やりやすいです」というユールとの連携は、スピー
ドにおいてはリーグ屈指だろう。プレーが大人びた印象もある。
パックが当たった顔の怪我も、「大丈夫です」。青くなっていた
鼻筋の腫れもひいていた。調子は「いいっす」という内山のプレー
は、ユールとのコンビネーションで更に磨きがかかるだろう。
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