〈2001・12・2 コクド-西武鉄道 

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

0

3

1

4

SHOOT

11

12

3

26

西武

0

2

1

3

SHOOT

12

12

10

34
   GK  コクド  1岩崎      西 武  39菊地      <得点経過> 2P. 1:10 コクド 17佐曽谷(アシスト 7中島谷) 2P. 3:01 コクド 11川口(アシスト 18鈴木) 2P. 3:29 西武 47樺山(アシスト 18石岡 2松浦)       2P. 13:41 コクド 71桑原(アシスト 34坂田) <パワープレーゴール> 2P. 15:03 西武 19上野(ノーアシスト) 3P. 1:07 コクド 17佐曽谷(ノーアシスト) 3P. 14:43 西武 40藤田(アシスト 47樺山 28大川) <パワープレーゴール>  3スターズ 《1st 17佐曽谷(コクド) 2nd 11川口(コクド) 3rd 47樺山(西武)》                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             
             悪夢の8連敗を脱出したコクドが、西武に2連勝した。 
             いささか膠着気味の第1ピリオドを経て、第2ピリオド開始早々、
            コクドのDF中島谷のロングシュートを、西武ゴール前で頑張って
            いた佐曽谷が決める。続いて、2分経たないうちに、コクドのDF
            川口が2点目のゴール。前日に続き、コクドのペースで試合は進む
            かに見えた。
             しかし、西武も意地を見せる。コクドの2点目のゴールのわずか
            28秒後、樺山が彼ならではの遠くからのスラップショットを決めて、
            点差を1点に縮める。
             更に両チームとも1点ずつ得点、3-2でむかえた第3ピリオド
            開始早々に、コクドは再び佐曽谷が貴重な追加点を挙げる。この日
            は再三いい嗅覚を感じさせたゴール前で、滑りながら入れた得点は、
            決勝点となった。
             試合後、佐曽谷はさわやかに質問に答えた。
            ―ゴール前の勘が冴えているように見えましたが
            そうですね、今日は匂いというか、そういうものをすごい感じられ
            たと思います
            ―チームと一緒に上昇気流にのっている感じですけど
            まあ、ずっと調子良かったんで、今日はほんと結果出て、自分でも
            ほっとしてるしすごい嬉しいです
            ―やっとコクドらしくなってきましたが、今後はどんどん勝ってい
            けそうですね
            チームの団結もすごいいい感じなんで、もうあんなことはないと思
            ってます
             久しぶりに「強いコクド」をみせた、対西武の2連戦だった。
            

            ★ 内山朋彦
             この日も、坂井・菊池(ユール・八幡)との第3セットでプレー。
            第1ピリオド中盤には、4-4の場面に鈴木と氷に乗るめずらしい
            場面もあった。
             第2ピリオド中盤には、ユールとのスピード感溢れる美しい連携
            からシュートを打つが、入らなかった。ゲーム後、ゴール前で惜し
            いシーンがありましたけど、との問いに「惜しかったです」と心か
            ら悔しそうな表情を見せたのは、このときのプレーを思い浮かべて
            いたのではないだろうか。
             第3ピリオド15:52、ベンチにいた内山の顔にパックが当たり、
            ロッカーへ下がった。試合後、青く腫れた鼻筋を氷で冷やす内山は、
            「大丈夫です」と気丈に言いながらも「ちょっと痛いです」。次の
            試合に支障はない、とのことだった。
ホームヘ