プレーオフファイナル第1戦

〈2001・3・31  コクド-雪印

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

2

0

3

5

SHOOT

19

9

12

40

雪印

1

0

0

1

SHOOT

5

6

5

16
 GK コクド   1岩崎     雪印    35ラム      <得点経過> 1P. 6:57 雪印 18吉田(アシスト 13岩本) 1P. 8:44 コクド  18鈴木(アシスト 19マリヌッチ) <パワープレーゴール> 1P. 17:56 コクド  19マリヌッチ(アシスト 16坂井 77フォスター) <パワープレーゴール> 3P. 3:12 コクド 18鈴木(アシスト 12内山(朋)) 3P. 5:57 コクド 30八幡 (アシスト 71桑原 41二瓶) <パワープレーゴール> 3P. 7:15 コクド 30八幡(アシスト 75ユール)                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             ファイナルは、コクドの圧勝で幕を開けた。
             コクドは、第1ピリオド開始15秒からいきなりキルプレー。これ
            は守りきるが、6:57、自陣に戻りきらないうちに雪印に先制される。
             だが、コクドはパワープレーをきっちりと生かした。先制されて
            から2分弱で鈴木が同点ゴール。更にピリオド終了までに2分を切
            ろうかというところで、坂井のいいセンタリングをゴール真正面か
            らマリヌッチが合わせる。二つのパワープレーゴールで、コクドは
            第1ピリオドを1点リードで終えた。
             第2ピリオド、その思いを、全員が染めた金髪で表す雪印には、
            しかし第1ピリオドで見せた勢いが感じられない。レギュラーシー
            ズンでは、引き分けた開幕戦からずっとコクドを苦しめ続けた覇気
            が見えない。第5戦まで戦ったセミファイナルの疲れが出ているの
            か。
             第3ピリオド3:12、コクドは再び鈴木が長い距離を持ちこんで
            ゴール。5:57には、八幡がパワープレーで確実に決めた。この日
            のコクドは、課題であるペナルティを犯さず、パワープレーを確実
            にものにする、冷静な試合運びが際立っていた。更に八幡が決めた
            ゴールで、結局コクドは4点差をつけてファイナル初戦を制した。
             コクドではファイナル最初のゴールを決めた鈴木は、「いや、た
            またまです」。「(雪印は)一生懸命ハードにやってくるチームな
            んで、うちもそれに負けないように一生懸命やった結果だと思いま
            す」
             雪印に負けない、勝利への強い意志が、王座の奪還を狙うコクド
            にはある。

            ★ 内山朋彦
             坂井・鈴木・内山の第3セットは、第1ピリオド6:57、雪印の先
            制点を許す。
             しかし、3点目のゴールは、内山のパスを受けて鈴木が決めた。
            鈴木との連携は上手くいっているようだ。
             雪印のゴール裏を通って、いいパスも出した。第2ピリオド半ば
            の、ジャンプしてパックを手で止める珍しいプレーは「たまたま」。
             雪印については「最初は勢いあったんですけど、やっぱり、多分
            後半になって疲れてきて…」
             「調子いいです」。チームにも、自分にも自信を持っているのが
            感じられる。
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