〈2001・3・11 西武-コクド
《サントリー東伏見アイスアリーナ》 〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
西武 |
0 |
1 |
1 | |
2 |
SHOOT |
11 |
20 |
8 | |
39 |
コクド |
1 |
2 |
0 | |
3 |
SHOOT |
7 |
4 |
13 | |
24 |
GK 西武 70芋生
コクド 29菊谷
<得点経過>
1P. 10:12 コクド 18鈴木(ノーアシスト)
2P. 3:29 西武 5ウェルズ(アシスト 22小林 77ブライト)
2P. 11:41 コクド 34坂田 (アシスト 5宮内)
2P. 16:18 コクド 30八幡(アシスト 41二瓶)
<ショートハンドゴール>
3P. 9:08 西武 47樺山(アシスト 21高橋 16土田)
<パワープレーゴール>
ゲームベストプレイヤー コクド 菊谷
※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
レギュラーシーズンの掉尾を飾る試合は、昨季の王者西武と一昨
季の王者コクドの対戦となった。
先制したのはコクド。第1ピリオド10:12、復帰後調子を上げて
いる鈴木が、一人で持ち込んで彼ならではのゴールを決める。
第2ピリオド3:29、西武は、DFウェルズがリバウンドを叩いて
ゴール、同点に追いつく。しかしコクドも11:41、DFの宮内が打
ったシュートを、好調の坂田がゴール前で合わせて再度勝ち越す。
第1ピリオドから若干流れていた不穏な空気は、第2ピリオド後
半に試合を荒れ模様にしてしまった。14分過ぎ、コクド・内山朋彦
と西武・小野が派手な乱闘を演じ、両者ゲームミスコンダクトとな
る。これをきっかけに、ラフプレーが目立ってくる。
その中で、コクドの八幡が、二瓶からきれいにつながったパスを
受けて、16:18に美しいショートハンドゴールを決めた。
3-1でむかえた第3ピリオド、既にプレーオフ進出を逃している
西武は、しかしディフェンディングチャンピオンの意地を見せる。
7:14から始まったパワープレーが終了する6秒前、樺山がゴール。
しかし、3-2のまま試合は終わり、コクドが1点差で勝った。
ショートハンドゴールが決勝点となった八幡は「(怪我のために)
シーズンの半分を休んでしまいました。今良くなったと感じるのは
素晴らしいことです」と話した。
―プレーオフはどういうふうにプレーしますか?
「僕にも、そしてあなたにもまだ分からないことですね。ただ、タ
フなゲームになると思います。僕はベストを尽くして、そして勝ち
ます」
最後まで、西武―コクド戦は熱かった。
★ 内山朋彦
復帰2戦目のこの日は、ほとんどのシフトは菊池・増子との第3
セットでプレー。(1シフトのみ坂井・佐曽谷とセットを組んだ)
「プレーオフにつながるように」ということをこころがけて臨ん
だ。「監督とかにも言われてるんで」最初から激しくチェックにい
く。
ところが、闘志は乱闘というかたちであらわれてしまう。第2ピ
リオド後半、内山についていた西武の小野との殴り合いが始まる。
―すごい乱闘でしたけど
「そうですね、びっくりしました。やる気なかったんですけどね」
乱闘は延々と続き、ヘルメットも脱げてしまった内山は桑原にお尻
をポンと叩かれ、ベンチでタッチを交わして、退場していった。
―いよいよプレーオフですが、昨シーズンは悔しい思いをしたと思
いますけど
「はい、そうですね」
―今年はどう戦いますか
「今年…はい、同じですけど、やっぱ優勝。去年出来なかったんで」
足の故障は「もう大丈夫です」。二回目のプレーオフで、乱闘以
外のかたちで闘志を見せてくれることを期待したい。
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