〈2001・3・10  コクド-雪印

《サントリー東伏見アイスアリーナ》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

0

1

3

4

SHOOT

11

11

8

30

雪印

0

0

2

2

SHOOT

8

11

6

25
 GK  コクド  1岩崎      雪印  35ラム      <得点経過> 2P. 19:53 コクド  34坂田(アシスト 19マリヌッチ 9片山) 3P. 4:32 コクド 19マリヌッチ(アシスト 18鈴木 30八幡) <パワープレーゴール> 3P. 5:09 雪印 18吉田 (アシスト 3星)                        3P. 12:55 コクド 18鈴木(アシスト 3山口 41二瓶) 3P. 13:33 雪印 91フィガルーチ(アシスト 77小友 22キャラー) 3P. 19:44 コクド 19マリヌッチ(アシスト 30八幡 11川口) <エンプティネットゴール>   ゲームベストプレイヤー コクド マリヌッチ                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             コクドにとっては、雪印とのレギュラーシーズン最後の対戦であ
            る。今年は手強い相手であることを思い知らされた開幕戦での引き
            分けは、まだ記憶に新しい。
             膠着状態の第1ピリオドを終え、第2ピリオドも7秒を残すのみ
            となった19:53、第1セットで好調なプレーを見せている坂田が、
            コクドの先制点を叩き出した。
             第3ピリオドはうってかわって乱打戦となる。
             パワープレーを生かせずにいたコクドだが、4:32にようやく、マ
            リヌッチがパワープレーゴールを決める。しかし第3ピリオドの雪
            印の攻撃はしぶとく、その37秒後に点差を1点につめるゴール。
             12:55、コクドは3点目を入れる。DF山口が遠くから打ったシ
            ュートを、復帰後調子を上げている鈴木が合わせた。だが、その38
            秒後、またも雪印は得点、コクドがリードを広げることを許さない。
             試合終了直前、雪印はGKを上げて6人攻撃をかけたが、コクド
            はマリヌッチが無人の雪印ゴールにパックを叩きこんで、ようやく
            試合を決めた。
             決勝点のアシストをしたルーキー・DF山口は、
            「水曜日の試合(3/7・対雪印戦)とかすごい動きが悪かったから、
            自分のプレーしようと思って落ち着いてやった結果がただついてき
            ただけ、よかったです」。
            以前から遠くから積極的にシュートを打っていたことを言うと
            「中まで入ってもどうせ決めれないんで、とりあえず遠くからシ
            ュート打って、リバウンドはたかせようかなと思ってるんで」
            初めてのプレーオフについては、
            「とりあえず落ち着いて…まあ、出られたら、落ち着いてプレーし
            ていきたいと思います」
             この日は負けたが、雪印の頑張りが今季のリーグを面白くしたこ
            とは間違いない。
 
            ★ 内山朋彦
             ここ4試合ベンチに入っていなかった。原因は2/21・長野での西
            武戦で痛めた内転筋(腿の内側の筋肉)の悪化。この試合で復帰、
            坂井または菊池、増子との第3セットで、コンスタントに氷にのっ
            た。調子は「結構いいです」とのことである。
            ―ゲーム勘はすぐ取り戻せましたか?
            「はい、なんか難しいと思ってたんですけど、結構良かったです」
            ―この前(3/7)負けた雪印に接戦を制して勝ちましたけど
            「プレーオフあたるかもしれないんで、いいと思います」
             日本リーグの休止期間中、日本代表チームの一員として、東京・
            長野での国際試合を経験したが、そこでも調子は良かったという。
            二回目のプレーオフに向けて、翌日のレギュラーシーズン最後の試
            合に臨む。
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