〈2000・9・30 コクド-雪印
《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
コクド |
2 |
1 |
0 |
0 |
3 |
SHOOT |
11 |
6 |
5 |
3 |
25 |
雪印 |
0 |
1 |
2 |
0 |
3 |
SHOOT |
14 |
13 |
13 |
1 |
41 |
GK コクド 1岩崎
雪 印 35ラム
<得点経過>
1P. 8:53 コクド 9片山(アシスト 13佐々木(圭)3山口)
1P. 9:46 コクド 41二瓶(アシスト 77フォスター)
<パワープレーゴール>
2P. 5:31 雪印 91フィガルーチ(アシスト 22キャラー)
<パワープレーゴール>
2P. 6:24 コクド 37佐々木(雄)(アシスト 13佐々木(圭))
3P. 6:35 雪印 13岩本(アシスト 44甲斐 19斉藤(毅))
3P. 14:37 雪印 19斉藤(毅)(アシスト 91フィガルーチ)
<パワープレーゴール>
ゲームベストプレイヤー 雪印 斉藤(毅)
※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
今年の日本リーグは、どこが勝ってもおかしくない。
大きな拍手に迎えられてリンクに登場した雪印は、去年までの印
象とは打って変わって、気迫と凄みが感じられるチームになってい
た。シーズンにおいても、試合においてもスロースターターのコク
ドは、その気迫にやられたといっていいだろう。
最後のシーズンという思いが伝わってくる雪印に何本もシュート
を打たれながら、コクドはゲームキャプテンの片山が、第1ピリオ
ド中盤で先制。1分経たないうちに、二瓶がパワープレーゴールを
決め、雪印の猛攻に戸惑っている風だったコクドが、ようやく力を
発揮し始める。
しかし、雪印の気迫は本物だった。第2ピリオド5:31、パワー
プレーを生かしてゴール。1分経たないうちに、コクドも佐々木兄
弟による、フェイスオフ直後に決めたゴールで突き放すが、第3ピ
リオド、雪印の気持ちの強さを思い知らされることになる。
第3ピリオド、雪印は岩本が得点。決めるべき人が決めて意気上
がる雪印にコクドはてこずる。ついに14:37、雪印はこの日好調の
斉藤のパワープレーゴールで、同点に追いついた。
勝負の帰趨は、勝ちへの執念が左右する。延長でも決着がつかず
引き分けたこの試合では、今シーズンの雪印の勝利への意欲の強さ
に、コクドが圧倒されたといっていい。
★ 内山朋彦
今年も、開幕の氷の上には12番がいた。
鈴木、マリヌッチとの第一セットに入った内山朋彦は、何度もパ
ックをゴール前に持ち込むいい動きを見せたが、もう少しのところ
で得点できない。内山本人が、試合後に「ゴール決めないと」と言
っているように、FWが欲しいのはやはりゴールだ。
終始落ち着いた動きを見せたが、第3ピリオド6:35、目の前で1
点差に追いつく雪印のゴールを決められる。
緊張で動きが固かった、昨季の開幕。そのときよりもずっと落ち
着いて、周りを見ながらプレーしている二年目の内山が欲しいのは、
ゴールという結果である。
ホームヘ