〈2000・3・5 コクド-王子製紙
《東伏見アイスアリーナ》 〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
コクド |
2 |
1 |
1 | |
4 |
SHOOT |
10 |
8 |
9 | |
27 |
王子 |
0 |
0 |
1 | |
1 |
SHOOT |
13 |
10 |
11 | |
34 |
GK コクド 1岩崎
王子 55相澤
<得点経過>
1P. 8:57 コクド 30八幡(アシスト 71桑原 11川口)
1P. 13:59 コクド 13佐々木(アシスト 14菊池 41二瓶)
<パワープレーゴール>
2P. 12:55 コクド 41二瓶(アシスト 14菊池 12内山(朋))
3P. 7:58 コクド 19清枝(アシスト 7中島谷)
3P. 15:49 王子 25沼田(ノーアシスト)
ゲームベストプレイヤー コクド 二瓶
※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
全日本選手権の悪夢をふっきる、コクドの快勝だった。
レギュラーシーズンの掉尾を飾る好カードは、1月に行われた全
日本選手権の決勝と同じ組み合わせである。そして、3月11日から
始まるプレーオフセミファイナルとも。個人的には、シーズン開幕
後まもない10月31日に新横浜で繰り広げられた熱戦も(延長までも
つれた)記憶に残る。
先制点は、久々に復活した「八幡・桑原」コンビの連携からだっ
た。第1ピリオド中盤の8:57、桑原のアシストで、八幡がゴール正
面から余裕を持って決める。更に、好調の佐々木のパワープレーゴ
ールで、2-0として第1ピリオドを終えた。
点数上ではコクドには理想的な第1ピリオドだったが、アクシデ
ントもあった。11:44頃には、好調だった佐曽谷が腕を痛めてロッ
カールームに下がる。14:54頃には、先制ゴールの八幡が、相手方
のスティックが口に入った模様で、やはりロッカールームに向かっ
た。(八幡は第2ピリオド、ベンチに復帰して再び試合に参加)
しかし、コクドの安定した試合運びは変わらない。第2ピリオド
には、素晴らしい動きを見せていた二瓶、第3ピリオドにはベテラ
ンの清枝がそれぞれゴール。その後第3ピリオド終盤に王子のゴー
ルを許すが、試合を通してDF陣とGK岩崎がしっかり守り、3点
差の余裕の勝利となった。シュート数は王子が上回っているので、
守って得た勝ち星ともいえるだろう。
息のあった攻撃はさることながら、「守りのコクド」であること
を再認識させる試合だった。
★ルーキー・内山朋彦
この試合では、試合を通してコンスタントに氷に乗った。好調の
二瓶、菊池とのセットで出場。第1ピリオドではパワープレーも経
験したが、ゴール前でパックを見失ったようで、チャンスを逃して
しまう。
しかし第2ピリオドには、二瓶のゴールをアシスト。チェックで
奪ったパックを菊池につなぎ、更に二瓶に渡ってゴールとなった。
内山自身も「あのプレーはよかったです」と振り返る。
第3ピリオドの初めには、コクドのゴール前で、GK岩崎の足の
下のパックを上手くクリアして拍手を浴びたが、本人は「あそこは
もうちょっとキープしたほうがよかったんじゃないですか」とコメ
ントした。
レギュラーシーズンが終わりましたが、と聞くと、「ああ、頑張
りました。でも怪我したのがちょっと悔い残ってます。」確かに、
11試合の欠場を余儀なくされ、パックを触れない時期ができてしま
ったのは惜しまれる。
プレーオフは「チャンスがあったらばりばり出て、チームに貢献
したいです」。一週間後、ルーキーは初めてのプレーオフに臨む。
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