〈2000・12・10  コクド-西武鉄道

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

0

0

0

0

SHOOT

13

5

8

26

西武

0

3

1

4

SHOOT

8

15

9

32
 GK  コクド  1岩崎      西武  70芋生      <得点経過> 2P. 6:40 西武  47樺山(アシスト 40藤田 28大川) <パワープレーゴール(5-3)> 2P. 14:30 西武 15小野(アシスト 12薮野 19上野) 2P. 15:40 西武 7小堀(恭) (アシスト 40藤田 77ブライト)                        3P. 13:20 西武 47樺山(アシスト 5ウェルズ 77ブライト) <パワープレーゴール(5-3)>   ゲームベストプレイヤー 西武 小堀(恭)                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             この日も前日に続き観客の入りはよかった。立ち見も多い。本来
            の力を取り戻しつつあるデフェンディングチャンピオン西武と、現
            在首位のコクドとの対戦に対する期待の現れであろう。
             西武は、2つのパワープレーゴールを含む4点を挙げ、守っては
            GK芋生の好セーブの連発で、コクドに完勝した。
             コクドの失点は、1点目・4点目とも5対3のキルプレーでのも
            のである。キルプレーを守ろうとして更にペナルティを犯してしま
            うという悪循環が、二度も繰り返されてしまった。
             第3ピリオド16:54、4-0の場面でタイムアウトをとったコク
            ド。運上監督は「次につなげる試合をしよう」と言ったという。
             昨季のファイナルで敗れた西武に完敗したこの試合は、コクドに
            とって貴重な経験となるはずだ。

            ★ 内山朋彦
             第3ピリオド8:25、鈴木・マリヌッチとの第1セットに入ってこ
            の日初めて氷に乗った内山は、「自分のプレーしようと思って」い
            たという。ゲーム終了までの最後のシフトを含めて計4回氷に乗っ
            たが、2シフト目からは全て坂井・マリヌッチとの第1セットでの
            ものである。いつも“やりやすい”と言う坂井と組んでいたことも
            あってか、この日の動きは内山の良さである勢いが感じられるもの
            だった。内山自身も「今日は動き良かったと思います、自分で」と
            言っている。
             ただ、11:48にはハイスティックの反則を取られ、13:20の失点
            につながってしまった。内山にそのことについて聞くと「しょうが
            ないです」という答えが返ってきた。
             西武の選手にかなり激しく当たっていた内山。西武に今季初めて
            負けてしまいましたけど、次対戦するときに気をつけようと思うこ
            とは何かありますか、と聞くと、「どうなんですかね…今日たまた
            ま点数入んなかっただけで、普通にやれば勝てると思うんで」と答
            えた。頼もしい答えではある。
             試合終了時に、坂井に頭をなでられていた内山。目標とする坂井
            とセットを組むことで、ゲーム中体で学ぶことは多いだろう。
            
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