〈2000・11・26 コクド-王子製紙
《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
コクド |
1 |
1 |
2 | |
4 |
SHOOT |
9 |
11 |
11 | |
31 |
王子 |
0 |
0 |
1 | |
1 |
SHOOT |
10 |
7 |
11 | |
28 |
GK コクド 1岩崎
王子 66岩田
<得点経過>
1P. 14:12 コクド 16坂井(アシスト 12内山(朋) 19マリヌッチ)
2P. 3:28 コクド 18鈴木(アシスト 19マリヌッチ 5宮内)
<パワープレーゴール>
3P. 9:23 王子 17桝川 (アシスト 32内山)
3P. 10:48 コクド 71桑原(ノーアシスト)
2P. 19:03 コクド 16坂井(アシスト 14菊池)
<エンプティネットゴール>
ゲームベストプレイヤー コクド 岩崎
※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
今日も新横浜にはたくさんの観客がいた。
日本リーグの1・2位決戦のこのカードで、今日も現在2位の王
子が勝って2連勝すれば、勝ち数では首位のコクドに並ぶことにな
る。
しかしこの日のコクドは、前日よりもはっきりと良かった。いつ
も自由参加の試合前の練習を、運上監督の指示で全員で行ったコク
ドは、セットの連携、スピード、そしてなにより気迫が、前日より
も数段上回っていた。
前日ことごとく失点したキルプレーが、第1ピリオド9:51から始
まった。しかし、DF山口の体を張った素晴らしい守り、FW鈴木
のあわやショートハンドゴールかという動き、DF中島谷のゴール
前のいい守りなどで乗り切った。このキルプレー以外にも、王子は
再三コクドゴール前で攻めたが、GK岩崎、DF陣がよく守った。
そして14:12、坂井が先制のゴール。第2ピリオド3:28には、鈴
木のパワープレーゴールも決まり、2-0とした。
第3ピリオド9:23には王子に1点を許すが、10:48には桑原なら
ではの距離のあるところからのスラップショットが決まり、再び2
点差とする。
12:00〜13:00頃、コクドゴール前で王子の猛攻が見られたが、
岩崎がしっかりとパックを押さえた。
そして試合終了直前、王子の6人攻撃を、コクドは坂井のエンプテ
ィネットゴールという最高のかたちで終わらせた。
“首位の誇り”。この日のコクドには、そんな言葉がふさわしい。
★ 内山朋彦
10シフトの出場で、今季見たなかでは一番の滞氷時間となった。
昨日、出られたら頑張りますって言ってましたけど…と言うと、
「頑張りました」と笑顔だった。
ダブルシフトで出ていたマリヌッチ、坂井とのセット。先制点の
アシストもついた。坂井さんは一緒にやっててどんなところがやり
やすいですか?「もう全てやりやすいです」。
第1ピリオド5:33頃からのシフトでは、コクドゴール前からパッ
クを拾っていいクリアをした。チェックはかなり激しい。
第3ピリオド12:28頃からの最後のシフトで、ベンチに呼ばれて
運上監督に受けた指示は「『声出して(パスを)もらえ。パスもら
うときもっと声出せばくれるから』って。」
チームの会心の勝利に、たくさん氷に乗って貢献した。この大事
な試合の経験は、必ず二年目の内山の自信になるだろう。
ホームヘ