〈2000・10・28  コクド-日本製紙クレインズ

《新横浜プリンスホテルスケートセンター》〉 

1

2

3

延長

TOTAL

コクド

3

2

1

6

SHOOT

9

10

6

25

クレインズ

0

2

0

2

SHOOT

8

7

8

23
     GK  コクド    1岩崎        クレインズ  33ドプソン      <得点経過> 1P. 6:52 コクド 18鈴木(アシスト16坂井) 1P. 10:07 コクド 77フォスター(ノーアシスト) 〈ショートハンドゴール〉 1P. 18:57 コクド 11川口(アシスト 19マリヌッチ 16坂井) 〈パワープレーゴール〉 2P. 5:25 クレインズ 32竹内(アシスト 15コンロイ 22小林)       2P. 7:34 コクド 11川口(アシスト 16坂井) 2P. 9:33 クレインズ  32竹内(アシスト 15コンロイ 3伊藤) 〈パワープレーゴール〉 2P. 18:32 コクド  75ユール(アシスト 16坂井 71桑原) 〈ショートハンドゴール〉 3P. 4:23 コクド 34坂田(アシスト 9片山) 〈パワープレーゴール〉 ゲームベストプレイヤー コクド 川口                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             コクドは調子をあげている。
             一昨シーズンくらいから、コクドにとってのクレインズはいわゆ
            る“分の悪い”相手だったという印象がある。スピードのある攻撃
            と、守護神ドプソンの安心感ある守りで、クレインズは順調に強く
            なってきた。
             しかしこの日のコクドは、横綱相撲とでも言いたいような、余裕
            あるゲーム展開を見せた。決め手となったのは、二つのショートハ
            ンドゴールである。
             第1ピリオド6:52、鈴木のゴールで先制したコクドは、10:07、
            まず一つ目のショートハンドゴールを決める。9:56からのキルプ
            レー、GK岩崎をはじめとするコクドはゴール前で素晴らしい守り
            を見せる。そしてDFフォスターが、彼ならではのアタッキングゾ
            ーンへの持ちこみからのゴールを決めた。
             18:57には、今度はDF川口によるパワープレーゴールで3-0
                        とする。
             しかし第2ピリオド5:25、クレインズはGKを上げての攻撃で
            1点を返す。コクドは7:34、好調川口のゴール裏からまわりこん
            での技ありのゴールで再び3点差とするが、9:33にはクレインズ
            のキャプテン竹内が、この試合2点目となるパワープレーゴールを
            決め、追いすがる。
             ここでコクドがとどめを刺したのも、ショートハンドゴールだっ
            た。坂井のセンタリングをユールが合わせて、再び5-2の3点差。
            第2ピリオドは終始攻められたコクドだが、点差をつめられること
            なく終えた。
             そして第3ピリオド4:23には、坂田によるパワープレーゴールが
            決まり、コクドが勝利を決定づけた。
             試合後、この日2得点の川口に、第1セットは絶好調ですね、と
            聞くと、「そうですね、セットっていうよりも、もうみんな調子上
            がってきてるんで」と、チーム全体の好調をいう答えが返ってきた。
            2つのショートハンドゴールについては、「大きかったですね。精
            神的にもすごい楽になりました」。
             川口は、ゴール前にいると安心感のある、そして得点も出来る稀有
            なDFである。そんな彼にあえて今後の課題を聞いてみた。
            「常に調子のいいプレーが出来るように。今まで波があったんで」
             この川口の課題は、そのままコクド全体にもあてはまるかもしれ
              ない。

            ★ 内山朋彦
             二週間前の西武戦では待望の初ゴールを決めたが、この日も第3
            ピリオド終盤、2シフトのみの出場となった。
             この日は、「何回かあります」という、桑原・坂田の第2セット
            に入ってのプレー。フェンス際で良くパックをキープしていた。
             「別に悪くはないです」と繰り返した内山。今は、少ない滞氷時
            間で自分の良さを出すしかない。
            
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