〈2000・10・15  西武鉄道-コクド 

《サントリー東伏見アイスアリーナ》 〉

1

2

3

延長

TOTAL

西武

3

0

2

5

SHOOT

7

11

14

32

コクド

1

4

3

8

SHOOT

5

11

5

21
   GK  西武  70芋生      コクド 1岩崎      <得点経過> 1P. 1:59 西武 21高橋(アシスト16土田 47樺山) 1P. 3:34 西武 22小林(アシスト 40藤田 77ブライト) 1P. 4:19 コクド 7中島谷(ノーアシスト) 1P. 4:32 西武 15小野(アシスト 12薮野 19上野) 2P. 5:40 コクド 19マリヌッチ(ノーアシスト) 2P. 10:30 コクド  75ユール(アシスト 41二瓶) 2P. 13:06 コクド  7中島谷(アシスト 34坂田 71桑原) 2P. 14:10 コクド  77フォスター(アシスト 16坂井 19マリヌッチ) 3P. 6:27 コクド 12内山(朋)(アシスト 14菊池) 3P. 8:07 西武 22小林(アシスト 77ブライト 40藤田) 3P. 13:13 西武 77ブライト(アシスト 47樺山 5ウェルズ) 〈パワープレーゴール〉 3P. 18:45 コクド 75ユール(ノーアシスト) 〈エンプティネットゴール〉    3P. 19:52 コクド 24増子(アシスト 13佐々木(圭))   ゲームベストプレイヤー コクド 中島谷                                                        ※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
             試合は荒れた内容になってしまった。
             絶対に負けられない西武は、試合開始早々コクドのGK岩崎を襲
            う。第1ピリオド1:59から4:32までの3分足らずの間に凄まじい
            勢いで3点を取った。4:19にはコクドも中島谷のブルーライン近く
            からのゴールで得点したものの、今日の西武には、持ち味である怒
            涛のような攻撃が戻ってきたように思われた。
             第1ピリオド終了間際、試合の勢いはラフプレーを生む。ゴール
            前での激しい攻防から、コクドは貴重な得点源である鈴木をゲーム
            ミスコンダクトペナルティで失ってしまった。
             しかし第2ピリオド、コクドは猛攻に転じる。5:40には、ゴール
            前の混戦からマリヌッチがまず得点。10:30には、ユールがゴール
            左から美しいゴールをネット中央に叩きこんだ。13:06にはこの日
            2点目の中島谷、14:10にはフォスターとDF陣も得点ラッシュに
            加わり、5-3と逆転。
             第3ピリオド6:27、鈴木にかわって第1セットに入った若手の
            内山(朋)のゴールで、コクドのリードは3点に開く。しかし西武
            もあきらめるわけにはいかない。8:07、この日好調の小林がゴール、
            13:13には5-3のパワープレーを生かしたブライトのゴールで1点
            差につめよった。
             第3ピリオドの西武のシュート数はコクドの3倍近かった。だが、
            試合終了直前に6人攻撃に出た西武の闘志は、コクドのユールのエ 
            ンプティネットゴールで絶ち切られた。試合終了8秒前には、コク
            ドの若手・増子が嬉しい得点をあげて、乱戦はコクドの3点差の勝
            利という結果になった。
             西武戦の二連勝。コクドにとっては波に乗れる結果となった。


            ★ 内山朋彦
             氷に乗る機会は、鈴木の退場により不意に訪れた。
             第2ピリオドから第1セットに入った内山は、西武の藤田にも物
            怖じせず積極的にからみ、フェンス際で飛びつくようなチェックを
            見せた。かいま見せていた闘志は、ゴールというかたちで結実する。
             第3ピリオド6:27、パックをゴール前まで持ちこんだ内山は、横
            に動きながらきれいなシュートを打つ。コクド6点目、3点差とす
            る得点だった。
             待望のシーズン初ゴール。「今日は良かったと思います」。今日
            をきっかけにして調子を上げていけると思いますか、という問いに
            は、「そうですね、はい。別に調子悪くないんで、またもっと良く
            なると思います」
             突然の出場で、ようやく追い求めていた「結果」が出た。
            
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