〈2000・10・9 コクド-日光バックス
《新横浜プリンスホテルスケートセンター》 〉
|
1 |
2 |
3 |
延長 |
TOTAL |
コクド |
0 |
2 |
0 | |
2 |
SHOOT |
7 |
12 |
9 | |
28 |
バックス |
0 |
0 |
1 | |
1 |
SHOOT |
7 |
11 |
3 | |
21 |
GK コクド 1岩崎
バックス 61春名
<得点経過>
2P. 3:19 コクド 19マリヌッチ(アシスト 16坂井 77フォスター)
<パワープレーゴール>
2P. 13:29 コクド 19マリヌッチ(アシスト 34坂田)
3P. 3:55 バックス 92デガステッド(アシスト 93コフマン)
ゲームベストプレイヤー コクド マリヌッチ
※記録で間違い等ありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
苦しい勝利ではあったが、コクドにとっては勝ったことに意義が
ある。
昨シーズンの王者西武に開幕二連勝という、この上ない番狂わせ
を演じた日光バックスが勢いに乗っているのは、リンクの外からで
も肌で感じられた。第1ピリオドはシュート数も同数で、まさに互
角。だがコクドは、7:41からのキルプレーをGK岩崎とDFの固
い守りで切り抜けた。
この試合から、DFの要である中島谷が、コクドに戻ってきた。
10/7・8に行われたNHL日本公式開幕戦の試合前の練習では、ナ
ッシュビル・プレデターズのジャージ姿でファンの歓声を浴びてい
た中島谷が、コクドのDFの信頼度を高めている。
第2ピリオド3:19、コクドはマリヌッチがパワープレーゴール
を決めて先制。マリヌッチは、開幕3試合において確実に大事な場
面で得点を挙げ、助っ人としての役目を見事に果たしている。
そして13:29には、坂田が、今シーズン初めて氷に乗った直後に、
ゴール後ろから彼らしい動きで、マリヌッチによる2点目のアシス
トをした。「自信は前からあるんで」と坂田は試合後に語ったが、
何よりも氷の上にいるときの坂田の、渡英前よりも格段に成長した
プレーが、その自信を物語っている。
日光バックスはGK春名が好セーブを連発、第3ピリオドにはデ
ガステッドがブレイクアウェイからの見事なゴールも決めたが、結
局1点差をつめることは出来なかった。
内容としては競ったゲームだったが、それを制する強さがコクド
にはあるということか。
★ 内山朋彦
この試合では、第3ピリオドのみの出場となった。しかし、八幡
・桑原との第2セットでの動きは的確で、内山本人も「別に調子は
悪くないです」とコメントしている。10/1の雪印戦で痛めた足も
「もう大丈夫です」。
10/7、内山はNHL公式開幕戦を観戦。(ピッツバーグ・ペンギ
ンズのヤロミール・)ヤーガーのプレーを見てどうでしたか、とい
う問いには「全然違いますね」。(ナッシュビル・プレデターズの)
クリフ・ロニングは小柄ですけど、素晴らしいプレーをしてますね、
と聞くと、「動きが鋭かったです」。
今の内山がいい動きを見せるためには、もっと氷に乗らなくては
いけない。
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